はやく1時間15分過ぎてほしいひとのブログ
今回はそう、もう文字通り1時間15分過ぎてほしい。切実に。それだけである。
いつもブログを投稿するときは、なにか切羽詰まった思いがあるときとか、頭の中で形にならずもやもやし続けているときに限るようにしているのだが、今日はもう完全なる暇つぶしである。
やむ終えない事情により12時から15:45まで暇を潰さないといけなくなったのだが、荷物を増やしたくないが故に本も持たず(そもそも家にあるのはすべて既読の本)、今月さらにやむ終えない事情により冷蔵庫を購入してしまったため家計が苦しく 新たな本も買えなければカフェに入ることもままならない。カラオケなんて以ての外だ。
必要に迫られて買わなければならないところまで追い詰められた化粧品を吟味し、誕生日の近い知り合いに何をあげるか考えつつ、本屋をすいと歩き回り読みたい本をピックアップして某大手通販サイトで中古で購入する。ここまでやり終えて14時。暇をつぶすというのもなかなかに骨が折れる…。
そもそも使用が許可されている金額が少ないのが悪い。買えもしない洋服を見ても楽しくもないし、ちょっとそこらで珈琲でもなんて気分にはなれない。
それだったらかれこれ30分ちかく隣同士おだやかな時を過ごしているおじさんと世間話でもした方が数百倍はましだ。尚、物の喩えであるから実際に声をかけたりはしない。
こうしてショッピングモールの椅子に座っていると、自分より先に席を立っていく人はなんだか少し幸せな人たちのような気がしてくる。
待ち合わせの人が訪れたり、行くべき時間が訪れたり、彼らは何かに迎えられ誘われて行くのだから。
その点わたしはお残りさんである。
幼稚園に迎えに来てもらえない幼稚園児と同じ。哀しいものである。
普通の人はこういう時一体どうするんだろうか。一回家に帰るのか。職場が家と目的地の中間地点にあった場合でも?
はやく50分過ぎてほしいものである…